エクストリーム・ルールズ2012感想
お久しぶりです~。
今週はERの放送があって、ROHのPPV(デイビーvsスティーン、ストロングvsフィンリー!)が
あるとあって、私の中ではプロレスウィークです。
ER、評判良かったので楽しみにしてたんですが、本当に素晴らしいPPVでした。
・エニウェア・フォール:ランディ・オートン vs ケイン
一試合目というのもあってか、序盤から鉄パイプ(という名のリレーのバトン)を
出したりしていきなり飛ばします。オートンって本当に凶器の使い方うまいなw
なんかあのポンポン空中に放り投げてから殴りつけるのかっこいいですよね。
場外乱闘でどこまでいくの、っていう展開にはなりましたが、特に場外に出たからといって
ハードなスポットがあったわけではなく、盛り上げとけ的な内容だったかなあ。
通常放送でもよくある場外乱闘って感じでした。
ツームストン→RKOという流れは読めましたし、オートンにも余裕が感じられてどうも
家族巻き込んでの抗争、って感じはなかったなあ。
でもシカゴの客の盛り上がりは素晴らしくて、一気に温度が上がるなかなかいいオープニングでした。
・ブローダス・クレイ vs ドルフ・ジグラー
スカッシュマッチ、と思いきや思いのほか長く試合してたなあ。
まあクレイの試合時間がいつもあまりにも短いのでそう感じるんでしょうが。
というかいい加減ジグラーはこういう扱いやめてやってくださいよお。
ジグラーチャント起きてたじゃん、シカゴのプヲタからw
でもクレイはここまでデカくて太ってるにしては動きも悪くないですよね。
ジグラーも相変わらずのクオリティ。
・テーブル・マッチ:ビッグ・ショー vs コーディ・ローデス
いい加減この抗争も終わりにして欲しいけども。
コーディはショーにどう立ち向かって行くのかな、と思っていたんですが意外なエンディング
でしたねwこれはちょっと面白いかも。
試合時間は長くなかったし、こんなものじゃないですかね。
しかしコーディのやられ表現は演技なのかガチなのかわからないけど上手いw
特に最後のテーブル葬のあとは見てられませんでした。こっちの背中まで痛くなりそう…
・世界ヘビー級王座戦、3本勝負 シェイマスvsダニエル・ブライアン
個人的には今大会のベストバウトです。
前回の18秒とはうってかわって3本勝負、これはどうなるのか…と期待していましたが、
期待以上の内容でした。これは素晴らしいです。
3本勝負ということですが、1本目が長く内容で見せるもの、後2本はドラマ性をつくるもの、
という構造になってました。
まず最初はグラウンドでじっくり試合していくんですが(これはWWEらしからぬ贅沢な時間の
使い方でした)、これで思ったのはやっぱりシェイマスは器用だなあということ。
技の数も多いですしやろうと思えばそれなりに何でもこなす、それが器用貧乏的な損な部分でも
あったんですが、今回は力強さが打ち消されてなくて、非常にバランスのいい佇まいになってました。
一方のブライアンですが…強くて恐ろしいブライアンが帰ってきました。これは無茶苦茶嬉しかった。
ずっとヘタレヒールで強さが感じられなかっただけに、レスリングでこのキャラとどう折り合いを
つけるんだろう、と思ってたんですが、相変わらず強さも狂暴さも感じられたので安心しました。
シェイマスはベビーターンしてから試合が低調で、ベビーとしてのレスリングは苦手なのかなと
思っていたんですが、ここでは強さも荒さも感じさせつつ、ベビーとしてのレスリングが
ちゃんと出来てたと思います。
勿論それはブライアンのヒールとしての立ち位置がいいからでもあります。
関節技の説得力、反則負けを見越してキックをやり続ける傲慢さと狂暴さ…。
その中で失神するシェイマスの演技もまた素晴らしく、死闘の末に勝利の雄たけびを上げる姿は
感動的でした。
惜しむらくはやはり3本目の短さですね。必殺技のブローグキックがよくないのかも。
ここでサブミッションとか使った方が良かった気がします。どうもあっさりして見えてしまう。
でも、シェイマスはTLCのモリソン戦を抜いてキャリアベスト、ブライアンもWWEにきてからは
一番の試合だったんじゃないかな。
内容、ドラマ性どちらをとっても素晴らしかったです。
私がこの二人を大好きなのを差し引いてもいい試合でした。やっぱりこの二人手が合うんだろうなあ。
ふとかきながら気づいたんですが、これERでもハードコア要素のないほぼ唯一の
(スカッシュマッチ除く)試合だったんですね。
WM18秒で終わった二人がどんな思いでこの試合に挑んだかと思いをはせるのも、また
気持がいいものですね。
・ライバック vs なんか地元のレスラーギミックの方
まあスカッシュマッチなんで…この試合いらなくないか?まあいいか。
ライバックって技の迫力は結構ありますよね。ゴーバーコールには笑いましたがw
一般人より細い二人をやっといてドヤ顔するあたりは結構好きです。
・WWE王座戦、シカゴ・ストリート・ファイト:CMパンク(ch)vs.クリス・ジェリコ
なぜかジーンズ着用。てか半ズボンw
WMの抗争の延長という感じですね。今回の試合の中じゃ一応抗争らしいものをそれなりに
作ってきてる方でしょうか。
家族を巻き込まれた怒りを表現するパンクは、やはり表現力がある人だなーと感心します。
打撃に怒りがこもっていて、こちらに気持が伝わってくる。
対するジェリコの小悪党らしいのらりくらりとした態度も上手いですね。
ケンドースティックを使っての攻防が目に付きましたね。ストリートファイトらしく、
流血はしないながらもハードなスポットを作ってきてシカゴという土地もあり大いに盛り上がりました。
なんといっても見せ場はパンクの実況席破壊。距離があり過ぎないか?と思いましたが、
そんな心配も何のその、思い切り跳躍して破壊する姿はかっこよかった。まさにホーリーシットでしたね!
プロレスにおける演技力に優れた二人の魅力が全開という感じでした。
ただ、前回の抗争からあまり進んでないというか、試合内容の構成自体はスタンダードなので
ちょっとだけ中だるみも感じてしまいました。酒をかけるあたりとか、最後のGTSとウォールオブジェリコ
のやりあいあたりですね。
この辺は何度か手を合わせたもの同士の悩みというやつでしょうか。
それでも内容自体は素晴らしいものでした。
・ニッキー・ベラ vs レイラ ディーバ王座戦
レイラの電撃復帰です。内容自体は短く、いちいちいうこともないんですけど、動きは
よかったですね。レイラ好きなんで嬉しい。
ただ、ちょっと痩せた?髪型のせいかな、前の方が好きかも。
・ジョン・シナ vs ブロック・レスナー エクストリームルール
凄い試合でしたね。
というかレスナー。こいつすげえよ。化け物かよ。
まさに、こいつすげえ、化け物か、というのを見る人に起こさせるところにこの試合の
素晴らしさがありましたねえ。
UFCを経験して帰ってきたレスナーは、前にWWEでやっていた時とは全く違う強さがある、というか、
その全く違う強さを見る人が期待する、というか。兎に角、以前のレスナーとは違うわけですが、
レスナー自身もそれをよくわかっていて、まるで異種格闘技戦のような試合にしてしまう。
凄いなーと思ったのは、レスナーは出戻りなわけで、やはりロック様と同じように昔のファンが
彼を応援したがるわけですよね。でもそれをさせないという。完璧にヒール。
狂暴で、憎たらしくて、触れるのも躊躇われる様な怪物ヒールにたちまちのうちになってしまう。
これはマイクでやるわけでもなく、ストーリーでやるわけでもなく、試合でやってしまうんですよね。
これはホントに凄いなあと。なかなか、ここまで試合で語れる人っていないですよね。
対するシナ。いきなりレスナーの攻撃によって流血してしまうわけですが、やっぱり彼は
逆境がなによりも似合いますね!WMの時にも書きましたが、彼はJBL戦やバティスタ戦のような
かっこよさがあるからこそ人気があるので、WMのロック様にやったようなことをしたら
ダメなわけですよ。
その点この試合は完璧でした。シナもレスナーの作る世界がわかっていて、普段やるみえっこねえとかの
ふざけたムーブを抑えてるのがまた心憎いですね。殆ど打撃やレスナーのサブミッションで
作り上げている辺りがまたまた上手い。
これだけでプロレスって感動できるものなんだ、と新たな境地を見た気持でした。
やられにやられて、必死で反撃、ラストは…という流れはプロレスではおなじみなんですが、
このラストが個人的にはあまり納得いかなかったかも…。
レスナーの説得力抜群のキムラロックや顔にヒジごりごりに比べたら、クサリをまいたパンチ+
鉄階段でFUっていうのは何となく説得力にかける気がします。
でもそれはシナというキャラクターの限界だろうとは思いますけど。
ロック様の時と比べて、エンディングもハッピーエンド、非常に圧倒された試合でした。
ドラマの部分が勝るぶん、私の大好きな試合というにはいかないんですが、これは
メインで大正解ですね。レスナーに対する不安も不満も吹き飛んでしまいました。
彼の試合はもっと見たいです。
・総括
WMとはなんだったのか。
こんな大会をたまにやらかすからWWE見るのはやめられないですね~
いやあ、これは凄い大会でした。何せ捨て試合といえるものが一個もないんですからね。
やはりというか、WWEは試合にドラマ性を組み入れるのが凄く上手いなあと感心しました。
これはインディーではなかなか見られない領域だよなと。
どっちが優れているかではなくね。
捨て試合がなく総合点が高い中でも、メインの試合というのが特別で満足感がハンパない。
というかWMメインはこれだったら絶対もっと盛り上がったよな。
その中でも私が一番気に入ったのはヘビー級王座戦でした。
18秒で終わったWMのリベンジ、その熱い気持が伝わってくるような、二人のよさが存分に出た
素晴らしい試合でした。
どちらも欠点はあると思うんですけどそれを補い合うようなバランスのいい試合構築に
軽く感動すら覚えましたよ。シェイマスもブライアンも、WWEでの戦い方の一つの指標となったんじゃ
ないかなあ。
ただ…今更いってもしょうがないんですが、これをWMでやれていたら…と思ってしまいます。
シェイマスがベルトを掲げた瞬間の興奮は素晴らしかったでしょうに。
ほんと上層部のバカバカ
まあでもそんなこととは関係なく、PPVとしては非常に素晴らしかったです。
見れなかった人には是非DVD購入をオススメしたいです。
時間さえ与えてやればWWEのレスラーはここまで出来るというのを再確認しました。
素晴らしい試合を有難う。
今週はERの放送があって、ROHのPPV(デイビーvsスティーン、ストロングvsフィンリー!)が
あるとあって、私の中ではプロレスウィークです。
ER、評判良かったので楽しみにしてたんですが、本当に素晴らしいPPVでした。
・エニウェア・フォール:ランディ・オートン vs ケイン
一試合目というのもあってか、序盤から鉄パイプ(という名のリレーのバトン)を
出したりしていきなり飛ばします。オートンって本当に凶器の使い方うまいなw
なんかあのポンポン空中に放り投げてから殴りつけるのかっこいいですよね。
場外乱闘でどこまでいくの、っていう展開にはなりましたが、特に場外に出たからといって
ハードなスポットがあったわけではなく、盛り上げとけ的な内容だったかなあ。
通常放送でもよくある場外乱闘って感じでした。
ツームストン→RKOという流れは読めましたし、オートンにも余裕が感じられてどうも
家族巻き込んでの抗争、って感じはなかったなあ。
でもシカゴの客の盛り上がりは素晴らしくて、一気に温度が上がるなかなかいいオープニングでした。
・ブローダス・クレイ vs ドルフ・ジグラー
スカッシュマッチ、と思いきや思いのほか長く試合してたなあ。
まあクレイの試合時間がいつもあまりにも短いのでそう感じるんでしょうが。
というかいい加減ジグラーはこういう扱いやめてやってくださいよお。
ジグラーチャント起きてたじゃん、シカゴのプヲタからw
でもクレイはここまでデカくて太ってるにしては動きも悪くないですよね。
ジグラーも相変わらずのクオリティ。
・テーブル・マッチ:ビッグ・ショー vs コーディ・ローデス
いい加減この抗争も終わりにして欲しいけども。
コーディはショーにどう立ち向かって行くのかな、と思っていたんですが意外なエンディング
でしたねwこれはちょっと面白いかも。
試合時間は長くなかったし、こんなものじゃないですかね。
しかしコーディのやられ表現は演技なのかガチなのかわからないけど上手いw
特に最後のテーブル葬のあとは見てられませんでした。こっちの背中まで痛くなりそう…
・世界ヘビー級王座戦、3本勝負 シェイマスvsダニエル・ブライアン
個人的には今大会のベストバウトです。
前回の18秒とはうってかわって3本勝負、これはどうなるのか…と期待していましたが、
期待以上の内容でした。これは素晴らしいです。
3本勝負ということですが、1本目が長く内容で見せるもの、後2本はドラマ性をつくるもの、
という構造になってました。
まず最初はグラウンドでじっくり試合していくんですが(これはWWEらしからぬ贅沢な時間の
使い方でした)、これで思ったのはやっぱりシェイマスは器用だなあということ。
技の数も多いですしやろうと思えばそれなりに何でもこなす、それが器用貧乏的な損な部分でも
あったんですが、今回は力強さが打ち消されてなくて、非常にバランスのいい佇まいになってました。
一方のブライアンですが…強くて恐ろしいブライアンが帰ってきました。これは無茶苦茶嬉しかった。
ずっとヘタレヒールで強さが感じられなかっただけに、レスリングでこのキャラとどう折り合いを
つけるんだろう、と思ってたんですが、相変わらず強さも狂暴さも感じられたので安心しました。
シェイマスはベビーターンしてから試合が低調で、ベビーとしてのレスリングは苦手なのかなと
思っていたんですが、ここでは強さも荒さも感じさせつつ、ベビーとしてのレスリングが
ちゃんと出来てたと思います。
勿論それはブライアンのヒールとしての立ち位置がいいからでもあります。
関節技の説得力、反則負けを見越してキックをやり続ける傲慢さと狂暴さ…。
その中で失神するシェイマスの演技もまた素晴らしく、死闘の末に勝利の雄たけびを上げる姿は
感動的でした。
惜しむらくはやはり3本目の短さですね。必殺技のブローグキックがよくないのかも。
ここでサブミッションとか使った方が良かった気がします。どうもあっさりして見えてしまう。
でも、シェイマスはTLCのモリソン戦を抜いてキャリアベスト、ブライアンもWWEにきてからは
一番の試合だったんじゃないかな。
内容、ドラマ性どちらをとっても素晴らしかったです。
私がこの二人を大好きなのを差し引いてもいい試合でした。やっぱりこの二人手が合うんだろうなあ。
ふとかきながら気づいたんですが、これERでもハードコア要素のないほぼ唯一の
(スカッシュマッチ除く)試合だったんですね。
WM18秒で終わった二人がどんな思いでこの試合に挑んだかと思いをはせるのも、また
気持がいいものですね。
・ライバック vs なんか地元のレスラーギミックの方
まあスカッシュマッチなんで…この試合いらなくないか?まあいいか。
ライバックって技の迫力は結構ありますよね。ゴーバーコールには笑いましたがw
一般人より細い二人をやっといてドヤ顔するあたりは結構好きです。
・WWE王座戦、シカゴ・ストリート・ファイト:CMパンク(ch)vs.クリス・ジェリコ
なぜかジーンズ着用。てか半ズボンw
WMの抗争の延長という感じですね。今回の試合の中じゃ一応抗争らしいものをそれなりに
作ってきてる方でしょうか。
家族を巻き込まれた怒りを表現するパンクは、やはり表現力がある人だなーと感心します。
打撃に怒りがこもっていて、こちらに気持が伝わってくる。
対するジェリコの小悪党らしいのらりくらりとした態度も上手いですね。
ケンドースティックを使っての攻防が目に付きましたね。ストリートファイトらしく、
流血はしないながらもハードなスポットを作ってきてシカゴという土地もあり大いに盛り上がりました。
なんといっても見せ場はパンクの実況席破壊。距離があり過ぎないか?と思いましたが、
そんな心配も何のその、思い切り跳躍して破壊する姿はかっこよかった。まさにホーリーシットでしたね!
プロレスにおける演技力に優れた二人の魅力が全開という感じでした。
ただ、前回の抗争からあまり進んでないというか、試合内容の構成自体はスタンダードなので
ちょっとだけ中だるみも感じてしまいました。酒をかけるあたりとか、最後のGTSとウォールオブジェリコ
のやりあいあたりですね。
この辺は何度か手を合わせたもの同士の悩みというやつでしょうか。
それでも内容自体は素晴らしいものでした。
・ニッキー・ベラ vs レイラ ディーバ王座戦
レイラの電撃復帰です。内容自体は短く、いちいちいうこともないんですけど、動きは
よかったですね。レイラ好きなんで嬉しい。
ただ、ちょっと痩せた?髪型のせいかな、前の方が好きかも。
・ジョン・シナ vs ブロック・レスナー エクストリームルール
凄い試合でしたね。
というかレスナー。こいつすげえよ。化け物かよ。
まさに、こいつすげえ、化け物か、というのを見る人に起こさせるところにこの試合の
素晴らしさがありましたねえ。
UFCを経験して帰ってきたレスナーは、前にWWEでやっていた時とは全く違う強さがある、というか、
その全く違う強さを見る人が期待する、というか。兎に角、以前のレスナーとは違うわけですが、
レスナー自身もそれをよくわかっていて、まるで異種格闘技戦のような試合にしてしまう。
凄いなーと思ったのは、レスナーは出戻りなわけで、やはりロック様と同じように昔のファンが
彼を応援したがるわけですよね。でもそれをさせないという。完璧にヒール。
狂暴で、憎たらしくて、触れるのも躊躇われる様な怪物ヒールにたちまちのうちになってしまう。
これはマイクでやるわけでもなく、ストーリーでやるわけでもなく、試合でやってしまうんですよね。
これはホントに凄いなあと。なかなか、ここまで試合で語れる人っていないですよね。
対するシナ。いきなりレスナーの攻撃によって流血してしまうわけですが、やっぱり彼は
逆境がなによりも似合いますね!WMの時にも書きましたが、彼はJBL戦やバティスタ戦のような
かっこよさがあるからこそ人気があるので、WMのロック様にやったようなことをしたら
ダメなわけですよ。
その点この試合は完璧でした。シナもレスナーの作る世界がわかっていて、普段やるみえっこねえとかの
ふざけたムーブを抑えてるのがまた心憎いですね。殆ど打撃やレスナーのサブミッションで
作り上げている辺りがまたまた上手い。
これだけでプロレスって感動できるものなんだ、と新たな境地を見た気持でした。
やられにやられて、必死で反撃、ラストは…という流れはプロレスではおなじみなんですが、
このラストが個人的にはあまり納得いかなかったかも…。
レスナーの説得力抜群のキムラロックや顔にヒジごりごりに比べたら、クサリをまいたパンチ+
鉄階段でFUっていうのは何となく説得力にかける気がします。
でもそれはシナというキャラクターの限界だろうとは思いますけど。
ロック様の時と比べて、エンディングもハッピーエンド、非常に圧倒された試合でした。
ドラマの部分が勝るぶん、私の大好きな試合というにはいかないんですが、これは
メインで大正解ですね。レスナーに対する不安も不満も吹き飛んでしまいました。
彼の試合はもっと見たいです。
・総括
WMとはなんだったのか。
こんな大会をたまにやらかすからWWE見るのはやめられないですね~
いやあ、これは凄い大会でした。何せ捨て試合といえるものが一個もないんですからね。
やはりというか、WWEは試合にドラマ性を組み入れるのが凄く上手いなあと感心しました。
これはインディーではなかなか見られない領域だよなと。
どっちが優れているかではなくね。
捨て試合がなく総合点が高い中でも、メインの試合というのが特別で満足感がハンパない。
というかWMメインはこれだったら絶対もっと盛り上がったよな。
その中でも私が一番気に入ったのはヘビー級王座戦でした。
18秒で終わったWMのリベンジ、その熱い気持が伝わってくるような、二人のよさが存分に出た
素晴らしい試合でした。
どちらも欠点はあると思うんですけどそれを補い合うようなバランスのいい試合構築に
軽く感動すら覚えましたよ。シェイマスもブライアンも、WWEでの戦い方の一つの指標となったんじゃ
ないかなあ。
ただ…今更いってもしょうがないんですが、これをWMでやれていたら…と思ってしまいます。
シェイマスがベルトを掲げた瞬間の興奮は素晴らしかったでしょうに。
ほんと上層部のバカバカ
まあでもそんなこととは関係なく、PPVとしては非常に素晴らしかったです。
見れなかった人には是非DVD購入をオススメしたいです。
時間さえ与えてやればWWEのレスラーはここまで出来るというのを再確認しました。
素晴らしい試合を有難う。
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